清金 愼治

経歴

昭和51年大阪市立大学卒業後、通信機メーカー勤務を経て、昭和62年、大阪弁護士会に弁護士登録。

<戦略的法務「弁護士をうまく使おう」>

清金 愼治企業は、持続的成長を目的として日々事業活動をしますがそのステージに弁護士を登場させていますか。
企業が、弁護士を必要とする場面は、トラブルが生じた時に解決を求める場面が多いでしょう。いいや、うちは契約書の書面を事前にチェックしてもらって予防法務を実行しているという企業の方もおられると思います。
では、弁護士にどんなチェックをしてもらっていますか。
実際のところ、「この契約書に違法なところがないかチェックしてほしい」という依頼が多いのではないですか。
でも、最近はインターネットを検索すればいろいろな契約書のひな型をすぐにダウンロードすることができますので、この様なひな型を利用している企業の方が本当に多いです。この様なひな型の契約書に違法な内容が記載されているはずもないです。
要するに、多くの企業は弁護士を意味のない使い方しかしていないという話です。

そして、これらの定型的な契約書では、本当に必要な事項が何一つとして内容に盛り込まれていません。
勿論、企業にとってコンプライアンスは重要であり違法性のチェックをすることは当然に必要です。
では、そもそも契約書は何のために作成するのでしょうか。
トラブルの事前防止だけで十分ですか。企業の本来の目的はトラブルの防止ですか。冒頭に書きましたように、企業は「持続的な成長」を目的としているはずです。

企業は、独自のサービス、商品をシーズにして、いかにして最大限の利益を確保できるかと戦略を立てて事業活動をしているはずです。その事業活動の成果が契約という形になっているはずです。
つまり、企業の事業戦略を契約書にいかに反映させるかが重要となるのです。
弁護士は、契約書の法的チェックだけでなく、事業戦略面からのチェックもできるサポーターでなければなりません。
私は、これを戦略的法務と呼んでいます。
企業も、弁護士をもっと有効活用すべきです。

以上

 


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